通信障害のほか、災害時などに「連絡がとれなくなる」という事態を解消するために新しいサービス「副回線サービス」が au/UQモバイルとソフトバンクから提供を開始しました。
一時的に他社の副回線を利用することで、一つの回線がつながらなくなってしまった緊急時にも、回線を切り替えて電話やメール、SNSで家族や友人・仕事先や病院などとの連絡が可能になり、スマホ決済なども利用することができます。
今回の記事では、副回線サービスについて各キャリアの内容を紹介します。
料金・通信速度・受付方法など
au | softbank | docomo | |
月額料金 | 429円/月 | 429円/月 | 429円/月 |
通信容量 | 500MB/月 | 500MB/月 | 500MB/月 |
通信速度 | 最大300kbps (上限超過後 最大128kbps) | 最大300kbps (上限超過後 最大128kbps) | 最大300kbps (上限超過後 最大128kbps) |
通話料金 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
受付方法 | web申込のみ | 店頭申込のみ | web申込のみ |
対象SIM種別 | eSIM・SIMカード | eSIM | eSIM |
対象端末 | スマートフォン・ケータイ | スマートフォン | スマートフォン・ipad |
その他 | ・UQ mobile (5G)も利用可能。 ・MMS:非対応 | ・ Y!mobileやLINEMOは利用不可。 ・S!メール:非対応 | ・ahamoも利用可能 |
※各詳細は公式HPでご確認ください。
事務手数料はどうなっている?
副回線サービスを契約する際の事務手数料は以下のとおりです。
- ドコモ:3,850円
- au:基本的には無料。ただし、1年以内の再申し込みは3,850円
- ソフトバンク:初回は無料。以降は3,850円/回。
まとめ
メッセージアプリや決済アプリが生活に溶け込んでいる時代だからこそ、こういったサービスがいざというときに役立ちます。
副回線サービスを契約しておけば、他社の回線を予備として利用でき、通信障害や災害への備えになります。
しかし、最大300kbpsの制限があるので、普段から兼用するのは厳しく、あくまで緊急時の備えとして契約するものです。
普段から複数の回線を利用したいなら「デュアルSIM」を検討してみてください。
このサービスに興味を惹かれた方は 一度それぞれのホームページをチェックしてみてください。