iPhoneをずっと使っていると、ほぼ毎日充電に使っているLightningケーブルが消耗して接触が悪くなったりします。
原因は、汚れや湿気が原因の「汚れや腐食」です。

この他にも断線などの原因がありますが、
新しいLightningケーブルを買う必要があります。
LightningケーブルはAppleストアや携帯ショップで売っている純正品から、
家電量販店や100均で見かけるものまでたくさんの種類があります。
一体、どれを買うのが正解なのか。
iPhoneの修理屋である私がご案内致します。
目次
やはり一番お勧めは「Apple純正品」
…なんだか普通の答えでごめんなさい<m(__)m>
でもやっぱり純正品は安心安全なんです。
デメリットはお値段が少し高いということだけです。
よく当店に「充電ができなくなった」
とお越しいただくのですが、稀に当店の純正の充電器に接続すると、通常通り充電ができることがあります。
お伺いすると、純正品ではなくネットで買ったものだったりするので、そのケーブルが悪くて充電ができなくなっていました。
純正品はどこで買えるの?
- Appleストア
- Apple.com(ネット)
- Apple製品取り扱いの家電量販店
- 携帯ショップ(一部例外あり)
- セブンイレブン(2019年5月17日より順次全国展開)
最近になってセブンイレブンで純正品の取り扱いが始まりました。
急にケーブルやイヤホンが使えなくなったときに助かります。
さすが「近くて便利♪」ですね。
(※注意)
よくメルカリなどで純正品と表記されたものを格安で売っているのを見かけますが、
非常に怪しいので本物と偽物の見分けがつく方以外のご購入は控えましょう。
「Apple純正品」以外は全部ダメなのか…?
そんなことはありません。
しかし、互換品となると多くのメーカー、製品があるので目利きがとても重要になります。
でも大丈夫。
純正品ではないけれど、Appleから「安心して使えますよ」と認められた製品があります。
これを「MFi認証済み製品」といいます。
「MFi認証済み製品」とは
「MFi」とは「Made For iPhone/iPad/iPod」の略でApple製品に使用する前提で作られているので互換性もバッチリです。

このロゴが「MFi認証済み製品」のロゴマークです。
これを付けられるのは、Appleが認めたメーカーの製品だけ!
純正品以外の商品を買うときはなるべくこのマークが付いたものを買うようにしましょう!
お値段は様々ですが、純正品よりは少しお安くなっています。
最近は「MFi認証済み製品」も増えてきたので種類に困ることはないでしょう。
じゃあMFi認証がない製品は…
例えば100均だとかネット通販で安いケーブルを買うと恐らくMFi認証済みではないでしょう。
電化製品などは値段と品質が比例するものなので安すぎる製品も怖いものです…。
質の悪いLightningケーブルを使うとどうなるのか、
- 適切な電流・電圧で充電されないために端末のバッテリーの寿命を縮める
- 充電には使えるが、パソコンと接続したりデータの転送はできない
- 断線・破損しやすい
- 端末OSのアップデートをすると使えなくなる可能性がある
というようなデメリットが考えられます。

(MFi認証済み製品ではないLightningケーブルを挿すと注意書きが出た例も…)
お金をかけたくないし消耗品だからという理由で安いのを買ってしまうと、端末のバッテリーや本体に不具合を招くこともあります。
逆に修理代がかかってしまい高くつくことも考えられます。
Lightningケーブルも長く使いたいのであれば少しお値段は高くなっても安心安全なものをお勧めします。
iPhone修理屋さんがお勧めするMFi認証済みLightningケーブル
Anker PowerLine Ⅱ ライトニング USBケーブル
サードパーティ(他社製)の充電器やモバイルバッテリーのメーカーでは有名なメーカーです。
こちらはもちろんMFi認証済みのものになります。
こちらのケーブルは、12000回もの折り曲げテストをクリアした他、80kg以上の重さを持ち上げられるそうで、一般的なケーブルより12倍以上の耐久性があります!
デザインもこだわりっていて、高品質で柔らかいTPE素材を使用し、丸みを帯びたコネクタで抜き差しがしやすくなっています。
Anker PowerLine ll 3-in-1 ケーブル
こちらも同じメーカーのAnker製になります。さすが有名企業だけあってとても便利なケーブルも製造しています。
こちらのケーブルはMicroUSBケーブルにLightningコネクタとUSB-Cコネクタの変換コネクタがセットになっています!
1本で3役をこなしてくれるので、これさえあれば友達や家族のスマホと充電器の形が違ったり、iPhotneとAndroidスマホを両方持っていたり、AndroidスマホとiPadを持っている!というような方にはとても便利です。
「充電ケーブルを買わなきゃいけないけど、どの種類が正解なのか分からない!」というかたはこれを買えば間違いないかも??
ダイソー Lightningケーブル

そうです。あのダイソーです。100均のダイソーです。
「100均のケーブルはあかんのちゃうんかい!!(゚Д゚)ノ」という声が聞こえてきそうですが、こちらはダイソーでも500円です。
きちんとMFi認証を受け、最近発売されました。
ダイソーの商品の中では高額ですが、2,000円近くする純正品と比べると安いですよね。
この製品が発売される前の100円のLightningケーブルも置いているとは思いますが、そちらはMFi認証済みではないので、ダイソーで買うならばこちらの500円のものにしましょう!
ロジテック LHC-UALRLNシリーズ
こちらはロジテック製の両巻き式のLightningケーブルです。
巻取り式のケーブルって断線したりしそうなイメージですが、このケーブルは高密度配線機造やロングブシュ構造などの高耐久を売りにしていています。
両側巻取りタイプでコネクタまで収納することによりコンパクトにまとまるので、モバイルバッテリーとセットでカバンの中に入れるときに、絡まったりしないので持ち運びに便利です。
また、5段階の長さ調節機能もついているのでテーブルなどでコードが邪魔にならないのも魅力ですね。
まとめ
筆者もiPhoneユーザーなのでLightningケーブルをずっと使っていますが、とにかく腐食しやすい印象です。
iPhoneやiPadを長く使うとLightningケーブルが複数本必要になると思います。
安物買いの銭失いとも言いますし、
大事なiPhoneやiPadを長く使うためにも、
周辺機器も安心安全のものを使いましょう!