スマホの「ハマグリ化(バッテリー膨張)」はなぜ起こるのか?

突然ですが、「ハマグリ化」という言葉を聞いたことはありませんか?
「ハマグリ化」とはスマホのバッテリーが膨張
端末がハマグリの様にぱっくり開いてしまっている状態のことを言います。

バッテリーが膨張したGooglePixel3

ではなぜこのような状態になるのでしょうか?
今回は「ハマグリ化」になってしまう原因と
普段からできる対策を解説していきます。

リチウムイオンバッテリーの特性

リチウムイオン電池は正極と負極をリチウムイオンが移動することで
放充電できる「二次電池(繰り返し充電可能な電池。
使い切りのものは一次電池と呼ばれています)」になります。

他の電池と比べ比較的小型化で軽量化されているうえ、
電力をたくさん貯める事が出来るため
携帯電話やPCのバッテリーなどに使用されています。

引用:ソフトバンクニュースより引用

スマホの「ハマグリ化」の原因

通常のバッテリー(左)と膨張したバッテリー(右)

まずスマホが開いてしまう原因として
バッテリーの膨張が原因と書きましたが、どうして膨張するのか?
それはバッテリー内部にガスが発生しているからです。
ガスが発生する主な要因は次の3つ。

  • 過充電
  • 過放電
  • バッテリー周辺環境温度

過充電とは

過充電とは電池が100%まで溜まっているにも関わらず
充電を続けることによって起こります。

バッテリー内部で正極側(電池が入る側)に過剰にリチウムイオンが発生してしまい、劣化の進行が早まる。劣化すると酸素が放出され
電解液の酸化が起こりガスが発生してしまいます。

過放電とは

「過放電」によって負極側(電池が抜ける側)に使われている銅箔が溶けてしまい、電解液の酸化反応が起こるためガスが発生します。気をつけないといけないのが、電池は常に微弱ながら自己放電し続けているので、使用しなくなったスマホや携帯ゲーム機などの長期間の放置によってバッテリーが膨張するケースもあります。

バッテリー周囲環境温度とは

リチウムイオン電池のパフォーマンスを良い状態で維持するためには
常温(20℃程度)での使用が好ましいです。実際にApple の公式サイトにはiPhoneの非動作時の環境温度が -20°〜45°C と記載されています。
高温環境の場合バッテリーの温度が上昇し劣化を速め、電子回路などに影響がでた場合には異常発熱や発火の可能性もあります。冬場などの寒い環境では
電池の抵抗値が増えてしまい、放充電の負荷が上がってしまいます。
また、結露が出来た場合は回路がショートしてしまう危険性もありますので、
気温差が激しい場所での使用は気をつけた方がよさそうです。

バッテリーに負荷を与えない為には

新しい端末を購入した際に電池の残量が少なかった経験があると思います。
リチウムイオン電池は満タン状態だと劣化が速まってしまうので
50%程度の状態で使用するのが長持ちさせるコツです。

また、充電器を繋ぎっぱなしにしていると100%になっていても
微弱に充電され続けるので劣化を速めてしまいます。
充電が完了したらプラグは抜くようにしましょう。

最後に

バッテリー内にガスが発生して起こる「ハマグリ化」は
使用環境によって防ぐことが出来ますが、
バッテリーは常に劣化していく物なので
同じスマホを使い続けたい方はバッテリーの交換をおすすめします。

古い端末を捨てることが出来ない場合でも 3ヵ月に1度は充電を行い
過放電になないようにしましょう。
正しい使い方をしていても劣化により微量にガスは発生しますが、
ハマグリにならない為にもスマホの電池残量は常に気にかけておくことが
大事ですね。

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