今年の7月より、楽天モバイルの0円プランが廃止になるニュースが出たことで0円で運用していた楽天ユーザーの方がその他のキャリアへの乗り換えが増えています。
その中でも基本使用料0円の「povo 2.0」に注目が集まっています。
1GB以下で0円のプランが廃止になることに争点が行ってしまっていますが、楽天モバイルの魅力も忘れてはいけません。
この記事では実際に乗り換える必要があるのかを、他社キャリアと比較して検証していきたいと思います。
楽天モバイルのメリット・デメリット

メリット
- 「Rakuten-Link」で通話料無料
- 20GB以上はどれだけ使っても3,278円
楽天モバイルのメリットと言えば、「Rakuten-Link」からの発信で通話料が無料になる事でしょう。楽天の回線を利用しているスマホにアプリをダウンロードすることで手続きや申請が必要なく利用できます。
月額利用料は、ひと月にデータ量20GB以上はどれだけ使っても3,278円で抑えられるので、家にWi-Fiがなくデータ通信で動画やスマホゲームをしている方は魅力的であると思います。
デメリット
- 大都市でも通信が繋がらないときがある
楽天モバイルのレビューでよく目にするのが「回線がつながりにくい「通信速度が遅いときがある」といったもの。実際に筆者も楽天モバイルを利用しているが地下鉄などの屋内だと通信が繋がらないことがよくあります。
楽天エリアは少しずつ広がっていますが、都市部を離れるとつながりにくく、楽天エリア外ではパートナー回線に切り替わります(毎月5GB)。
こちらで楽天エリアの確認ができますので外出時やご契約の際は要チェックです。
実際に乗り換える必要はあるのか?
さて、今回の新プラン変更を受け実際に今すぐ乗り換える必要があるかを他社キャリアのプランと比較していきたいと思います。
以下は2022年5月のキャリア比較で楽天モバイルの3GB、20GBをベースに近いプランをまとめています。
他社との比較
楽天モバイル | 3GB 1,078円 | 20GB 2,178円 |
IIJmio★ | 4GB 990円 | 20GB 2,000円 |
OCNモバイルONE | 3GB 990円 | 10GB 1,760円 |
LINEMO | 3GB 980円 | 20GB 2,728円 |
POVO 2.0★ | 3GB 990円 | 20GB 2,700円 |
mineo | 5GB 1,518円 | 20GB 2,178円 |
nuroモバイル | 3GB 792円 | 10GB 1,485円 |
通信量の少ない方は他社プランの方がお得
IIJmio 【利用料金を安くしたい方におすすめ】
通信量の少ない方にオススメできるのはIIJmioです。
上記の表では楽天モバイルより1GB多く、100円程安い4GBプランは乗り換え先の候補になりそうです。
通話料に関しては、月額500円で1回の通話時間5分以内であればかけ放題も出来るプランもあります。
また、対象機種が多いこともメリットで公式サイトから利用可否の動作確認ができます。
povo 2.0 【0円で運用したい方におすすめ】
楽天モバイルと同じように0円で運用したければ、povoも候補としておすすめです。
基本料金は0円、そこに利用したいデータ量の分をトッピング(有料サービス)することで利用料金が発生する仕組みで、トッピングしなくても128kbps低速なら無料で利用できます。
ほとんど通話しかしない場合、かけ放題が5分550円、無制限1,650円のみで利用できます。
※povo 2.0は基本使用料は0円ですが、180日に一度もトッピング(優良サービス)を購入しないと利用停止になる恐れがあります。
20GB以上利用するヘビーユーザーなら楽天がおすすめ
楽天モバイルは20GB以上はどれだけつかってもデータ利用料金3,278円です。
筆者は自宅にWi-Fiがなく、動画配信サービスなどをよく利用する為、
月のデータ利用料は100GBを超えることがあるので楽天モバイル回線をテザリングして利用しています。
同じようにWi-Fi環境が自宅にない方には、楽天モバイルがおすすめです。
まとめ
今回、楽天モバイルから実際に乗り換える必要があるのかを他社プランと比較しながら見てきました。
乗り換えをおすすめ出来る方はデータ使用量が少ない方、継続はデータ通信をたくさん使いたい方におすすめです。
現在多くの格安キャリアがありますが、それぞれ使い勝手のいいポイントがありますので、これを機に自分の利用状況を見直してみましょう!