毎年秋にやってくる新しいiPhone。
今年こそは、今年こそはと言いながら買い替えを先延ばしにしてきた方はいませんか?
その中には「データ移行がめんどくさい」「自分でデータ移行が全部出来るか心配」という方もおられるでしょう。
そうです、最近はキャリアではデータ移行は無料で行っておらず、料金項目も細かく分けられてかつ一部データはサービス外のところもあるようです。
ですがご安心を。
iPhoneには自分で楽に簡単にデータ移行することができるんです。
今回は楽なデータ移行のやり方3選をご紹介します。
データ移行は、ほぼ全てのデータが戻ってくる
データ移行を恐れていては、機種変更は出来ない
iPhoneのデータ移行は2種類あります。
一つはバックアップを取ってネット上にあるデータを“復元”する方法、もう一つは、端末同士の通信でデータを“コピー”する方法です。
どちらもほぼ全てのデータを移行することができますが、LINEなどのメッセージアプリやゲームアプリ、銀行系のアプリなどに関しては独自の作業(アプリ内のID・パスワードの作成、二段階認証)が必要になることがあるので注意してください。
LINEのデータ移行のやり方
「LINE」のデータ移行のやり方を簡単におさらいしていきます。(iPhone同士の場合を想定)
2. トーク内の写真の保存(万が一のことも考え、大事な写真はスマホに保存)
3. LINEの設定画面>アカウントに登録している電話番号、ID、メールアドレスを確認する(パスワードが分からなければ再登録する)
4.LINEの設定>アカウント引き継ぎ>アカウントを引き継ぐをONにする
5.新しいiPhoneでLINEをダウンロードする
6.新しいiPhoneのLINE画面でログインを押し、3で確認した情報を入力する
7.電話番号にショートメッセージで届く認証番号を入力して引き継ぎ完了
データ移行やり方3選
昔ながらの「iTunesのバックアップから復元」
PCのアプリ「iTunes」を使用したデータ移行の方法です。
接続にはiPhone独自の「Lightningケーブル」が必要になります。iPhoneのデータ量がそのままPCに入りますので、PC側の残りのデータ残量に注意が必要です。
近年流行りの「iCloudバックアップから復元」
iPhoneに備わっているバックアップ機能「iCloud」を利用した方法です。
こちらはiPhoneに最初から備わっている機能で「自動バックアップ」がONになっていれば、下記のバックアップ手順なしに新しい端末で復元が可能です。
iCloudの詳しい使い方は以下の記事で紹介しています。
最先端の「クイックスタート」
横に並べて新しい端末に表示されるイメージをカメラで読み取るだけでデータを移行できます。
最近のiPhoneにはすべて備わっており、用意するものや設定などが必要ないのでその場で簡単に行えます。また、古い端末でBluetooth機能をONにする必要があります。
まとめ:一番楽なのは「クイックスタート」
iPhoneのデータ移行のやり方で一番楽なのは「クイックスタート」です。
横に置くだけで端末を検知し、データを送ることができるので操作に迷うこともないと思います。
また、データ移行では古い端末には前のデータが残りますので、新しいiPhoneですべて問題なく移行できているかを確認するまではそのままにしておきましょう。
今回はiPhoneからiPhoneをご紹介しましたが、androidからiPhone、iPhoneからandroidでは移行手順やデータが移行できないものもありますので、またの機会に記事にしてみようと思います。