Google Pixelと、iPhone。
どちらも魅力的な機種なので、両機種を比較をしたい人も多いのではないでしょうか?
しかし、さまざまな機能を比較するのは大変ですし「そもそも何を比較すればいいの?」いう疑問もあります。
そこで、今回Google PixelとiPhoneの性能をまとめ、両機種の違いを比較しました!
Pixel7はこんな方におすすめ
- Pixelシリーズからの買い替え
- Androidスマホを使っている方
- アウトカメラでの撮影機会が多い方
- バッテリー持ちを重視している方
iPhone 14はこんな方におすすめ
- 今までずっとiPhoneを使ってきた方
- iPhone 13以外のiPhoneから買い替えを考えている方
- 自撮り撮影する機会が多い方
- iPadやMacbookなど、デバイスをApple製品で固めている方
- より小さくて軽いスマホが欲しい方
Pixel7とiPhone 14のスペックの違いを比較 |
Pixel7 | iPhone 14 | |
サイズ |
縦:155.6mm 横:73.2mm 幅:8.7mm |
縦:146.7mm 横:71.5mm 幅:7.80mm |
重量 | 197g | 172g |
ディスプレイ |
6.3インチ 有機EL FHD |
6.1インチ Super Retina XDRディスプレイ |
リフレッシュレート | 90Hz | 60Hz |
CPU | Google Tensor G2 | A15 Bionicチップ |
RAM | 8GB | 6GB |
ストレージ | 128GB/256GB | 128GB/256GB/512GB |
アウトカメラ |
広角:5,000万画素 超広角:1,200万画素 |
広角:1,200万画素 超広角:1,200万画素 |
インカメラ | 1,800万画素 | 1,200万画素 |
生体認証 | 画面内指紋認証/顔認証 | 顔認証 |
バッテリー容量 | 4,355mAh | 3,279mAh |
防水/防塵 | IP68 | IP68 |
Pixel7とiPhone 14のサイズの違い |
Pixel7 | iPhone 14 | |
サイズ |
縦:155.6mm 横:73.2mm 幅:8.7mm |
縦:146.7mm 横:71.5mm 幅:7.80mm |
画面サイズ | 6.3インチ | 6.1インチ |
重量 | 197g | 172g |
画面サイズで比較すると、Pixel7は6.3インチ、iPhone 14は6.1インチです。
表を見ると、Pixel7のほうが、画面サイズも大きく重量も重いことがわかります。
Pixel7は、前モデルのGoogle Pixel6(6.4インチ)よりもわずかばかりサイズは小さくなっていますが、カバーを装着すると片手での操作は難しいでしょう。
また、重量で比較してみると25gもの差があります。
両方を手に取ってみないと重さの比較は難しいでしょう。
- Pixel7とiPhone 14のCPU性能の違い
CPUは人間にたとえると頭脳に当たるため、CPUの性能が高ければ高いほどさまざまな処理速度が速くなり、価格も高くなります。
Pixel7とiPhone 14に搭載されているCPUは、まったく異なるチップです。
それぞれのCPUの特徴を紹介します。

- Pixel7の「Google Tensor G2」は機械学習に優れたCPU
Pixel7に搭載されているCPUは、Googleが独自開発した「Google Tensor G2」です。
先代の「Google Tensor」に比べて、電力効率が20%向上したことにより、バッテリー持ちが良くなっています。
また、他社がCPUやGPUの性能にこだわっているのに対して「Google Tensor G2」は、AIの性能に着目して開発されています。
「Google Tensor G2」の主な特徴は、以下のとおりです。
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最も注目すべきポイントは、写真や動画の処理速度の向上です。
「Google Tensor G2」の画像処理装置とGoogleの最先端の計算写真学の組み合わせにより、写真の画質とカメラの処理速度が向上しています。
さらに、Pixel7で撮影した動画をテレビやモニターなどに接続して写した場合でも、高画質な映像で楽しめます。
被写体に焦点に合わせたまま背景をぼかせる「シネマティックぼかし」や、目で見たままの色を忠実に再現する「リアルトーン」などは、「Google Tensor G2」の性能が高いためです。
- iPhone 14の「A15 Bionicチップ」は処理性能に優れたCPU
一方で、iPhone 14に搭載されている「A15 Bionicチップ」は、処理性能に優れたCPUです。
6コアのCPUと5コアのGPUにより、負荷の大きい3Dゲームでもなめらかな映像で楽しめます。
Gadgetfull BDがFacebook上で公開しているベンチマークでは、「A15 Bionicチップ」は約83万なのに対し、「Google Tensor G2」は801,116と「A15 Bionicチップ」のほうが高性能だったと判明しています。
※ベンチマークとは
GPUやメモリ速度、画像の表示速度、マルチタスク時の処理速度などを総合的に計測するサービスです。 ベンチマークの数値が高ければ高いほど、そのスマホの性能が高いことを表します。
つまり、Pixel7とiPhone 14では、iPhone 14のほうが高性能であるといえます。
GPUやメモリ速度、画像の表示速度、マルチタスク時の処理速度などを総合的に計測するサービスです。 ベンチマークの数値が高ければ高いほど、そのスマホの性能が高いことを表します。
つまり、Pixel7とiPhone 14では、iPhone 14のほうが高性能であるといえます。
Pixel7とiPhone 14のディスプレイの違い

ディスプレイ性能の違いを比較してみましょう。
Pixel7 | iPhone 14 | |
ディスプレイ | 有機EL FHD | Super Retina XDRディスプレイ |
画面サイズ | 6.3インチ | 6.1インチ |
リフレッシュレート | 90Hz | 60Hz |
解像度 |
1,080×2,400ピクセル 416ppi |
2,532×1,170ピクセル 460ppi |
最大輝度 |
1,000ニト(HDR) 1,400ニト(ピーク輝度) |
800ニト(標準) 1,200ニト(HDR) |
Pixel7のリフレッシュレートは90Hz、iPhone 14は60Hzです。
※ リフレッシュレートとは
リフレッシュレートとは、「1秒間にスマホの画面を何回更新できるか」を表した指標のことです。 リフレッシュレートが90Hzの場合、1秒間に90回画面を更新できることになります。
リフレッシュレートの数値が大きいほど、よりなめらかな映像を表示できるため、ゲームのプレイや動画の視聴においては、Pixel7のほうが優れているといえるでしょう。
画面をスクロールする際にも、よりぬるぬるな操作感を得られるので、快適に操作できるはずです。
Pixel7とiPhone 14のカメラ性能の違い

Pixel7 | iPhone 14 | |
アウトカメラ |
広角:5,000万画素 超広角:1,200万画素 |
広角:1,200万画素 超広角:1,200万画素 |
インカメラ | 1,800万画素 | 1,200万画素 |
画素数で比較すると、Pixel7の広角は5,000万画素なのに対し、iPhone 14は1,200万画素と大きな差があります。
つまり、Pixel7のほうがよりきれいな写真撮影が可能であると言えます。
実際に、どんなカメラ性能を備えているのか、それぞれのカメラ性能の特徴を見ていきましょう。
- Pixel7のカメラ性能を紹介
まずは、Pixel7のカメラ性能の特徴をまとめます。
インカメラ
・インカメラは画角92.8°と広範囲を撮影できる ・インカメラは従来よりも大型のセンサーとシャープになったレンズを搭載 ・4K解像度での撮影にも対応 |
アウトカメラ
・最大8倍までズームができ、かつ高画質での撮影が可能 ・ 「シネマティックぼかし」機能を使えば、被写体にピントを合わせたまま、背景をぼかせる ・ 「ボケ補正機能」を使えば、Googleフォト内の古い画像などをワンタップで鮮明にできる ・ 「消しゴムマジック」を使えば、写真内に映りこんだ不要なものを除去できる ・ 「リアルトーン」機能では、目で見たままの色を忠実に再現 |
Pixel7のカメラ性能は非常に高性能です
「ボケ補正機能」では、Googleフォト内にある写真であれば、古い写真をワンタップするだけで鮮明にできます。
ピントが合っていない写真や解像度が低い過去のお気に入りの写真などをきれいに表示できるのが特徴。
「ボケ補正機能」は、Pixel7から追加された新しい機能であるため、ぜひ活用してみてください。
・iPhone 14のカメラ性能を紹介
Pixel7との大きな違いは、フロントカメラにあります。
Pixel7は画角が広く4K対応での撮影が可能ですが、iPhone 14はオートフォーカスに対応しています。
※ オートフォーカスとは
オートフォーカスとは、自動でピントを合わせて固定してくれる機能のことです。 自動でピントが合うため、ぼけを防止して鮮明な自撮り撮影が可能になります。
また、絞り値が明るくなっているため、暗い場所でも色鮮やかで精細な撮影が可能。
つまり、アウトカメラではPixel7、インカメラではiPhone 14のほうが優秀です。
Pixel7とiPhone 14のバッテリー容量の違い

Pixel7のバッテリー容量は4,355mAh、iPhone 14は3,279mAhです。
Pixel7は、自動調整バッテリーにより24時間以上、スーパーバッテリーセーバーを有効にすれば最大72時間以上も充電なしで使えると記載されています。
バッテリー容量は1,000mAh以上の差があるため、スマホ選びにバッテリー持ちの良さを基準の1つにしている方は、Pixel7を選んだほうがいいでしょう。
Pixel7とiPhone 14の生体認証機能の違い

Pixel7は画面内指紋認証に加え、顔認証によるロックの解除が可能です。
マスクを装着しているときは指紋認証、指が濡れているときや反応が鈍いときは顔認証など、状況に左右されることなくロックを解除できるのが魅力的。
ロックを解除する際に、ストレスを感じないのは大きなメリットといえるでしょう。
一方で、iPhone 14は顔認証のみです。
精度は非常に高いですが、マスクを装着して帽子を被った状態だと、瞬時にロックを解除できない場面が多々あります。
利便性においてはPixel7に軍配が上がるため、ストレスを感じることなくスムーズにロックを解除したい方にはPixel7がおすすめです。
- 最後に
Google PixelとiPhoneについてさまざまな比較を行いましたが、両機種とも優れたスマホであることには間違いありません。
当記事を参考に、特徴を理解してあなたにぴったりなスマホを手に入れてください。
また操作やデータ移行で分からないことがあれば、「iTechサポート」にて様々な相談の対応をさせていただきます。ぜひご相談ください。
