iPhoneを水没してしまった時に行う適切な処置は?

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今回は、iPhoneが水没してしまった時の対処法について紹介していきます。

では、さっそくですが以下の事例を見てみましょう。

事例A

Aさん
入浴中にYouTubeを見て半身浴をしました。でもお風呂の中には落としていないし、水やお湯もiPhoneにかかっていません。

➡水没する可能性あり!
理由:スマートフォン本体に水がかかっていなくとも、水蒸気などの湿気は、スマートフォン内部に侵入しやすく、機械内部に入った水蒸気は、外気に冷やされることで、水滴に変わり、内部浸水を引き起こす可能性があります。

 

事例B

Bさん
海水浴を楽しむために、iPhoneを防水ケースの中に入れてました。ケースの中に少し水滴があるくらいですが、ちゃんとした防水ケースです。
➡水没する可能性あり!
理由:こちらも上記例と同様に、内部浸水を引き起こす可能性があります。海水浴など、塩分があると、機械内部の錆を加速させ、より修復に多大なるお金が要する場合にもなります。

事例C

Cさん
鞄の中にペットボトルとiPhoneを入れました。ペットボトルはさっき自動販売機で買ったジュースで、きんきんに冷えておいしそう。
➡水没する可能性あり!
理由;こちらは上記例と異なり、結露による内部浸水の可能性があります。例えば、よく冷えたお茶をコップに注ぐと、知らぬ間にコップ外部に水滴が付いていることが良くあると思います。それは、空気中の水蒸気がくっつきあい、少しずつ大きな水滴へとなるからです。

iPhoneの間違った水没対処方法について

スマートフォンが突然つかなくなったら、驚くのは自然の反応ではないでしょうか。

パニックになり、思い付きの起動の仕方を試してしまいがちになってしまったお客様からの相談を受ける事がたびたびあります。では、どのような行動をとりがちになるのか例を見てみましょう。

電源を入れたままにする

水没後かもしれない、そう思った時、電源が付くか気になりますよね。しかしiPhoneの電源を入れたままにすると、内部の回路がショートしてしまう可能性が大きくあります。

また充電する事もよろしくありません。充電するということは、通常時よりも強い電圧をスマートフォンに送ることと等しく、ショートのリスクを大きく上げてしまいます。必ず電源を切りましょう。

熱を加える

iPhoneを水没後にドライヤーなどの熱源で乾かすのは危険です。ついつい乾かすと言えば、ドライヤーを思い描いてしまいますが、スマートフォンの防水加工のおかげで、水が入りにくい分、外にも排出しにくい構造となっています。

そのため、ドライヤーで温める事で、機械内部の水分が蒸発し、機械内部全体に錆びを誘発することにもつながります。

iPhone本体を

スマートフォンの中に入った水を外に出せばいいのではないかと考えてしまうことがありますが、この方法は間違った方法です。

水を振り落とすつもりでiPhoneを振るのは逆効果です。iPhoneの内部に入った水滴が内部の部品へと入り込み、他のパーツ損傷を引き起こす可能性が大きくあります。

お米の中にスマートフォンを入れる

間違っているかというと、推奨はしない方法になります。

水没時の対応で大切なのはスピードです。お米のなかにいれる行為は、水分を吸着してくれるから、ということでしょう。

しかし、時間がかかることにより、スマートフォン内部の腐食を完全に止めきれない点だけでなく、お米がイヤホンジャックや充電口に入り、破損してしまう可能性が考えられます。

以上のように、

これらの方法はスマートフォンの復帰を困難にするだけでなく、そのことが原因で問題が無かったパーツまでも壊れてしまい、修理コストを増やす可能性があります。

身近にあるものも、精密機械であるという意識が薄らいでしまいがちになってしまったが故に考え得ります。

iPhoneが水没した際の正しい対処法

電源をすぐに切る

できるだけすぐに電源を切る事です。

きちんと動くか気になるのもありますが、内部に侵入した水が原因でショートを起こす恐れがあります。

ショートする部材が基板であれば、データ消失、高額修理費用となるため、不安を押し殺し、電源再投入はしないことです。

水気をできるかぎり拭き取る

綿棒などを使って隙間に濡れているところをふき取るのも効果的です。ティッシュペーパーで、こよりを作るのもお勧めします。

その際、SIMトレーを開け、内部も出来る限り拭き取ることもとても良いです。しかしながら、SIMトレーには金属の返し部分があり、綿棒などの繊維素材を残存させてします可能性があることが注意点としてあります。

またスマートフォンによっては、SIMトレーを開けると、2,3mmの白いテープの様なものが見えたりします。そこが赤くなっていると内部に水が入った証拠となります。ただ白くなっていなくとも、違うところに水が入っている可能性もあるため、油断大敵です。

自然乾燥

ドライヤーで乾かすや、お米の中に入れて乾燥させる等いろんな乾燥方法がネットで調べると出てくると思います。

乾かし方によっては、被害を広げる可能性もあります。先述したように、ドライヤーで乾かすのも効果的な面もありますが、機械内部にあった水滴がドライヤーの熱で水蒸気となり、内部基板全体に水蒸気を広げてしまう可能性もあります。

おすすめの方法として、ジップロックなどに乾燥剤と共に入れて乾かすことです。先ほど紹介したお米の中に入れることも同様と思われますが、乾燥剤の方がより効果的です。乾燥中は気になると思いますが電源投入はしないように。

乾燥時間は、丸1日は最低した方がよいでしょう。

修理店にて相談、持込をする

水没時に一番大切なことは、スピードです。3日前に水没しちゃった…では遅すぎるのです。

1日が勝負の時間と考えて頂くくらいでも大丈夫と思います。修理店では、基板の洗浄等をし、大きい修理にならず出来る限る低コストで復旧が可能になります。

もしもの為に、できるだけしておきたい事

バックアップを取っておく

バックアップの方法が分からない、めんどくさいから、もういいやとなられている方も多いのと思います。私自身も面倒だと思いますし、水没しないと思う、と根拠のない自信を持ってしまいます。

しかし、いつも肌身離さず持っているスマートフォンということを改めて考えると、困ったときに一番困るのは自分自身です。

諦められないデータがあるのであれば、バックアップは必須だということを頭の片隅にでも入れておくことが大切になります。

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