iPhone使用中に「ウィルスを〇個検出しました」「ウィルスに感染しています」などの警告表示が出てきたらドキッ!!としますよね。
初めて出てしまった方はビックリするかもしれませんが、慌てず正しく確実に処理をしましょう。
今回はそんな警告表示が出てしまった時の対策方法を解説いたします!
管理の難しいお子様にもこのような例がある事や、対策を事前に話し合っておくと安心して使っていただけますね。
警告表示が出てきたら…
「ウィルスを検知しました」と表示が出たら、焦らずページごと削除をします。
この警告表示のほとんどがアプリのインストールや、悪意のあるサイトへ誘導するものだからです。
間違えてウィルスを除去するような「インストール」や「OK」ボタンを押さないようにしましょう。
アプリは別サイトからもインストールが出来たり、ソフトをインストール出来ます。
中には安全なアプリもありますが、基本的にアプリは公式のAppStoreからのインストールしないとセキュリティがかかっていないので注意が必要です。

●safariの場合
ブラウザ右下□ボタン→×ボタン
●chromeの場合
右下数字を囲った□ボタン→「すべてを閉じる」もしくは×ボタン
間違えてアクセスしてしまった場合
この警告表示が出た時、不安を煽るバイブや大きな警告音が鳴る場合もあります。
頭が真っ白になりとっさにアクセスしてしまう方も多いのです。
この場合にも慌てずに処理していけば問題ありません。
アプリをインストールしてしまった場合には、アンインストールをするだけです。
アプリを長押し→ホーム画面を編集→×ボタンで削除
誤操作によるスマホの脅威
このようにちょっとした誤操作でスマホが脅威にさらされる実例は他にもあります。
見覚えのある表示がある方は要注意です。
ショートメール詐欺

公式の会社から送られてくるショートメールは、不正のものと見分けがつきにくい程巧妙になっています。
特に買物をした覚えがないのに荷物の不在通知が届いた、と知人やお客様から相談いただく事も多いです。
これも不正アプリをインストールさせられたり、ログインIDとパスワードを入力することで情報が漏れてしまいます。
怪しいURLや見覚えのないメッセージは無視をして、必要であれば公式のホームページや公式アプリを確実にダウンロードしてください。
フィッシング詐欺

本物そっくりの不正サイトに間違えてログインIDやパスワード入力してしまうと情報の抜き取りや、クレジットカードの入力でデータが漏れてしまいます。
メールからの誘導や広告バナーからのアクセスは注意が必要です。
よく利用するサイトは公式のホームページをブックマークしておく事をおすすめします。
ウィルス感染によるスマホの脅威
スマホの操作を慎重にしないと、個人情報が流れてしまう危険性がありますがウィルスには感染していない事が分かりました。
では実際にウィルスに感染していた場合にはどんな事が起こりえるでしょうか。
勝手に操作されている
操作していないのに電源が切れたり付いたり、アプリが開いていたり遠隔操作をされているような動きが見られる場合があります。
知らない間に海外の有料電話をかけていて、後日高額な通話料の請求があったり、迷惑メールを大量に送信して加害者になってしまう恐れも。
勝手にカメラやマイクが起動できるという事は、プライベートな会話を盗聴、盗撮することも可能になります。
もちろんディスプレイの不具合でゴーストタッチになってしまっている場合もありますので、 キャリア(通信契約会社)や修理店舗で確認してもらいましょう 。
動作が重たくなる
電池の減りが早くなったり動作が重たくなった場合、それは単なる本体の不具合ではないかもしれません。
ウィルスがバックグラウンドで起動している場合があります。
位置情報を読み取っていたり、個人情報を送信している恐れがあり、自身はそんなに使っていないのに、データ通信量が増えている場合も注意が必要です。
こちらも現象に心当たりがあればキャリア(通信契約会社)もしくは修理店舗に確認してもらいましょう。
身代金要求型「ランサムウェア」

パソコンでは急増していると言われる「ランサムウェア」。
これは画面上にロックをかけて操作できないようにし、解除するには入金が必要と身代金を要求してくるウィルスです。
強制終了しても画面が元に戻らない場合や、閲覧履歴も消せないなど操作が全くできなくなってしまったら最後です。
罰金を払ったとしても元に戻るとは限りませんので、指示に従ってはいけません。
普段からバックアップを心掛ける事やセキュリティアプリなどの対策が必要になります。
ウィルス感染しないための対策
審査が厳しく独自のOSを使っているとの事から、脱獄(ソフトウェアの改造)しなければiPhoneはウィルスに感染しにくいと言われています。
ですが、2015年には中国の公式AppStoreでウィルスが入ったアプリが混入していたことが判明し、大きなニュースとなりました。
彼らは色々な方法で突破しようと日々開発しているのは事実です。
iPhoneだからといって絶対感染しないという事はありませんので、日頃から対策と知識を備える必要があります。
ではどんな対策が出来るでしょうか?
本体設定でセキュリティを高める
もちろん画面のロックをかけるのは大前提です。
紛失時や席を外したちょっとした間に、中の操作は誰でも出来る状態です。
各サイトやアプリをダウンロードする時のパスワードは、推測されにくいものを使っていますか?
更に同じパスワードの使いまわしは、一つ解読されれば次々に不正ログインされてしまう可能性もあります。
最新のセキュリティで保護するためにソフトウェア更新もこまめにしましょう。
更にiPhoneには2段階認証を設定する事でアカウントのセキュリティを強める事ができます。
詳しい仕組みや設定の仕方はコチラからご覧いただけます。
むやみに無料WiFiに繫がない

最近はお店や街中で使える無料WiFiも増えましたね。
データ通信の節約などで利用される方も多いかと思いますが、そのデータのやり取りは保護されていません。
基本的にはむやみに繋がない、もしくは外出先はオフにする事をお勧めしますが、安全な繋ぎ方もコチラにまとめていますのでご覧ください。
セキュリティアプリを使う
セキュリティアプリを使うと危険なサイトやアプリをブロックしてくれるので安心です。
数あるサイトやアプリの中、どれが優良でどれが不正なのか判断は難しいですよね。
アプリは無料のものから有料のものまでたくさんありますが、どんなものを選んだらいいでしょうか。
当店でもご案内しているアプリが「ウィルスバスター」です。
パソコン向けセキュリティソフトとしてもおなじみの「ウィルスバスター」は、日本専用のウィルス研究所であるトレンドマイクロが開発したアプリです。
一般的にセキュリティアプリは専用の検索アプリからアクセスする必要がありますが、「ウィルスバスター」はどの検索アプリにも対応。
不正サイトやアプリをスキャン、不要な広告をブロックしてくれます。
更に不正なリンクが貼られたショートメール詐欺も未然に防いでくれます。
保護者によるウェブの制限も出来るのも便利です。
登録は下記バーナーから出来ますが、難しい場合は店頭にて受付も行っておりますのでご不明点等ございましたらご相談ください!
まとめ
今回はiPhoneで「ウィルスが検出されました」と表示された時の対処方法から、誤操作での詐欺やウィルスに感染しない為の予防策をまとめました。
こういった詐欺サイトは過去3年と比較して30倍とも言われています。
自分は大丈夫と高をくくらずに大切な個人情報を守ってください。
知識の少ないお子様にはもちろん、身の回りの方にも喚起していきましょう。