充電速度は充電器とケーブルの組み合わせで決まる。
最近、電池持ちが良いスマホが増えてきてバッテリー残量を
気にせず使うことが出来るようになってきました。
そのため、充電速度が遅いとフル充電まで時間がかかってしまうので
「急速充電」ができるスマホが増えてきました。
しかし、急速充電は対応した充電器を使用しないと効果を得られません。
急速充電を使用するにはどういった充電器を使えばよいか
ご紹介します!
まず、充電能力は電力の強さ、W(ワット)数の高さで決まります。
各スマホで充電できるW数にも差がありますが
1度に複数台充電する以外は出力20w程度の充電器で充分でしょう。
充電方法はケーブル充電とワイヤレス充電があり
基本的にはケーブル充電の方が充電速度(出力できるW数)は速いです。
デバイスが対応している充電規格
Pixel→USB PD
(Pixel3以降の機種は対応)
iPhone→USB PD
(Appleは高速充電機能と公式で言っているが恐らくこの規格)
Apple 2.4A(iPhone8以降)
Apple 2.1A(iPhone6以降)
Apple 1.0A(全てのiPhone)
Power IQとは
Anker独自の充電機能で、スマホの充電規格に合わせ規格内での最速充電が可能。
Ankerの充電器にしか搭載されていない機能です。
現在最新はIQ3.0(Gen2)。
Qi(チー)とは
ワイヤレス充電の規格。
ほとんどのスマホのワイヤレス充電がこの規格になっています。
ワイヤレス充電でスマホが充電できる電力はスマホによって異なり、iPhone(全シリーズ)では7.5W、Pixel6Proは23Wが最大出力となっています。
PixelとiPhoneの場合
Pixel
最大出力:Pixel6 21W・Pixel6Pro 23W(Google公式)
PixelStand(2gen) (Google公式のワイヤレス充電器)
それぞれのPixelを最大Wで無線充電が可能。
冷却ファンにより充電時操作の熱暴走を抑制。
Pixel以外のQI規格のスマホも15Wで充電。
Google公式充電器、「30W USB-C 充電器」でも最速充電可能。
iPhone
最大出力:約18W(USB PDに対応しているiPhone8以降の場合)
8以降であれば出力18Wの充電器を買えば十分でしょう。
「MFi(Made For iPhone/iPad/iPod)」認証の物が安心して使えそうです。
認証未取得の物の場合、OSアップデートで使えなくなったり、電流が不安定になったり異常な発熱がある可能性があります。
合わない充電器を使うとどうなるか
基本的にデバイスに過充電防止機能(iPhone、android共に「充電の最適化」)を設定すれば問題はなさそうです。
あまり高W数の充電器を持っててもスマホ側の対応W数が低ければ意味がないので購入時はスマホの性能確認が必要。
充電器の相性は使ってみたり、レビューなどを見てみないとパッケージの記載などでは判断しにくそうなので難しいところ。
おすすめの充電器
最後に筆者がおすすめする充電器を紹介します。
・Anker Nano Ⅱ 45w
出力が大きな充電器はサイズも大きく持ち運びが大変ですがこのNano Ⅱは小型化を追求したサイズ(35×38×41mm)になっており、最大45w出力が可能なのでMac book AirやMac Book Proも充電可能です。スマホであれば十分な急速充電が出来るでしょう。
Google 30w USB-C 充電器

GooglePixel6以降は充電器が付属していないので
今あるものを使用するか購入する必要があります。
純正品が良い場合は公式サイトで購入できるこちらがよさそうです。
最大出力30wまで対応しており
最新のPixel6 proの23w急速充電にも対応しています。
ちなみにPixelStandという純正のワイヤレス充電器もありますが、急速充電には向いていないようです
Anker PowerPort Atom III 65W Slim
1度に複数台の端末を充電したい場合はこちらの充電器がおすすめです。
USB-C が2口、USB-Aも2口搭載されていて
最大65W出力なのでiPhoneを急速充電しながら
ノートPCやタブレット等も通常充電可能です。
おすすめの充電ケーブル
iPhone USB-C – Lightningケーブル(1 m)

iPhoneでUSB-C充電器を使用するにはLightning端子の変換ケーブルが必要です。
ケーブルに関しては「MFi認証」の正規品をおすすめします。
この1本でipadも充電出来ます。
Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル
両差込口USB-Cの充電ケーブルにはAnkerのこちらがおすすめです。
最大60W出力なのでスマホはもちろんPCもある程度の速度で充電ができます。
比較的安価ですが耐久性も良くコスパのいい商品です。