
新型コロナウィルスの対策として密閉・密集・密接回避が当たり前となった今、話題となったのがリモート飲み会・リモート帰省です。
時間や場所を選ばず手軽に複数の人と顔を合わせて会話ができるので、新型コロナウィルスが終息に向かう今後もどんどん普及していくツールとなるでしょう。
今回は人気のアプリを5つピックアップしたので、是非実際に使って楽しい時間をお過ごしください!
リモート飲み会のメリット・デメリット
最大のメリットは相手とすぐに繋がれるところです。
スマートフォンかパソコンがネットに繋がっている環境で、相手と時間を合わせるだけで世界中のどこにいる人でも顔を合わせて話すことができます。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきますが終電を気にしたり、お店や家までの距離を考えなくてもいいですよね。
交通費や割り勘作業も要りませんので、とても経済的かつ効率的。
食べたい物と飲み物を準備するだけで、出入りも自由です。
デメリットとしては、人数が多ければ多いほど会話できる人が偏ってしまう事でしょうか。
会って話す時とは少し違うトーク術が必要になるかもしれません。
通信環境や人数によっては音声や画像が途切れてしまうことも…
ですがそこはリモートあるあるとして笑っておきましょう!
人気のアプリ比較5選
では本題のアプリ比較です!
今回は導入がしやすく人気な「LINE」「Zoom」「Skype」「Messenger」「いえのむ」の5つを比較しました。
それぞれ無料で使える人数や時間、機能に特徴があるのでリモート飲み会のメンバーの繋がりや、リモート帰省する家族の使いやすさなどを考慮して選んでみてください。
最大人数 |
アカウント |
時間制限 |
チャット機能 | 録音・録画機能 | 画面共有 | フィルター・背景加工 | |
LINE | 200人 | 要 | 無制限 | × | × | ○ | ○ |
Zoom※1 | 100人 | 要(主催者のみ) | 40分 | ○ | ○ | ○ | △ |
Skype | 50人 | 要(主催者のみ) | 無制限 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Messenger | 50人 | 要(主催者のみ) | 無制限 | ○ | × | × | ○ |
たくのむ※2 | 7人 | 不要 | 無制限 | ○ | × | × | △ |
※1…100人以上、40分以上は有料オプション。フィルター・背景加工は「Snap Camera」の連携が必要。
※2…7人以上は有料オプションだが、キャンペーン中で12人まで無料。(2020.5.20現在)フィルター・背景加工は「Snap Camera」の連携が必要。
LINE
ほとんどの人が既に使っている「LINE」であれば、すぐにトークから始めることができます。
3人以上はグループを作ることで同時にビデオ通話が可能なので、手軽に誘えますね。
エフェクトや顔加工はもちろん、画像やYOUTUBEを一緒に共有できるので、一緒に見ながら楽しむことが出来ます。
「Face Play」を使えば顔を使ったゲームが無料で10種類も遊べるので、小さいお子さんも退屈せずにに参加できますよ。(トーク1:1の時のみ使用可)
通話中に他のLINE通知が来た時は気になってしまいますが、アプリ内では切り替えが可能なのでビデオ通話をしながら返信ができちゃいます。
★手軽にグループからビデオ通話ボタンを押すだけ
★エフェクトが豊富
★YOUTUBEを共有したり、ゲームができる
Zoom
リモートワークが推奨されるようになってよく耳にするようになったのが、この「Zoom」です。
主催者が「Zoom」のアカウントを持っていれば、招待ページをメールで送る事で参加者はアカウントを作らなくても参加が出来ます。
Web会議に特化していることもあり、チャットでメモ書きをしたりGoogleカレンダーと連携が出来るので予定が立てやすいのも特徴です。
もちろんパソコンのファイルデータを共有する事も可能です。
画像加工アプリ「Snap Camera」と連携する事で、 支度が整っていなくて顔や部屋を隠したい時には便利です。
色んなメーカーやブランドから提供されている背景画像も選択できるので、自分の世界観を作ることもできます。
★Web会議、オンライン講座向き
★チャットやカレンダーの連携で予定が立てやすい
★「Snap Camera」が連携できる
Skype
Microsoft社の「Skype」は以前から知名度が高いツールとしてありますが、こちらも複数人とのビデオ通話に対応しています。
アカウントを持っている人はすぐに参加可能ですし、新しく「Meet Now」という機能を使えばアカウントを持っていない人でも参加する事ができるようになりました。
特徴としては字幕機能が付いているので、聴覚障碍者とのコミュニケーションも出来ますし、メモ書きとして使ったり思わぬ誤変換で楽しめそうですね。
パソコンでは画面共有や録音録画もできるため、Web会議やオンライン講座としても安心して使えます。
★アカウントを持っていなくても参加可能
★字幕機能
★画面共有や録音録画も可能
Messenger
海外の利用者も多いFacebookやInstegramを多用している人には「Messenger」がおすすめです。
Facebook版のLINEのようなツールで、メールや通話も無料で出来ます。
友達になっていない人でもアカウントがあれば参加が可能なので、友達の輪を広げるのにはぴったりかもしれません。
エフェクトや背景の加工には対応していませんでしたが「Messenger Room」としてアップデートされたので、対応可能に。
主催者はグループにロックをかけて他の人を入れないようにしたり、参加者を退場させる権限もあるのでセキュリティー面でも安心です。
★FacebookやInstegramでの友達を増やせる
★エフェクトや背景の加工も簡単に
★参加者の制限ができる
たくのむ
「1010」という会社が運営している「たくのむ」は、 リモート飲み会に特化したツールです。
アカウントを作る必要がなく、ニックネームと時間設定をするだけで誰でも簡単に主催者になることが出来ます。
あとは参加してほしい人にメールやLINEで招待するだけ。
パソコンでは「Snap Camara」と連携することで、エフェクトや背景の加工が可能です。
出来て間もない「たくのむ」ですが、自分や参加者に出前を届けてくれるサービスも開発中とのことで、より一層リモート飲み会を盛り上げてくれるツールになりそうです。
★「Snap Camara」と連携可
まとめ

今回はどれも人気のアプリをご紹介しましたが、初めてリモート飲み会を開くには「LINE」や「たくのむ」が手軽に導入しやすそうですね。
使用にあたってどれも通話料はかかりませんが、データ量の多い通信をしますのでWiFi環境は必須です。
あとは周りの環境にも左右されますので、イヤホンマイクも装備した方が快適に過ごせそうです。
相手の顔と声だけで集中して会話できるツールは、より一層繋がりを深めてくれますし新しい生活の一部になろうとしています。
各アプリもバージョンアップでどんどん進化してますので、もうしばらく長引きそうな自粛生活も楽しんで過ごせたらいいですね。