「GoogleフォトでiPhoneの写真を圧縮せずに無制限で保存できる方法が判明した!」という内容はホントなのか!?実際に調べまとめた記事になります。
Googleフォトの詳しい使い方に関してはこちらにまとめておりますので是非ご確認ください↓↓
https://www.icracked.jp/blog/kansai/hyougoken/kobe-motomachi/15009
Googleフォトで画質が変わらず無制限で保存が可能?
Googleが提供している写真・動画を保存するのに便利なGoogleフォトですが、無料・無制限で画像のデータを保管する場合は、画像のデータの圧縮が必要でした。
しかし、iPhoneであれば画像の圧縮をされずに無料・無制限で管理することができる方法が判明しました!
・・・という記事があるのですが
実はちょっと語弊があります。
Googleフォトで圧縮されない「HEIF」がそもそも「JPEG」より圧縮されている拡張子
Googleフォトで画像が圧縮されない方法として、まずiPhone7以降の機種が必要になります。
そして、iPhone7シリーズ以降のiPhoneで「設定」から「カメラ」→「フォーマット」をタップし「高効率」を選択します。
後は、Googleフォト側の
「設定」から「バックアップと同期」にある「アップロードサイズ」をタップし、
「高画質(無料、容量無制限)」に設定を行うと
オリジナル画質を圧縮せずにGoogleフォトで無制限で管理が出来る。
という表現ですが、実は、iPhoneの「高効率」を選ぶことによって「HEIF」という拡張子になり、元々のJPEGデータより圧縮されてしまいます。
Googleフォトではデータ圧縮されていないのですが、圧縮されないために行う設定そのものがデータ圧縮されてしまうのです。
HEIFを変換しようすると容量が逆に大きくなってしまう
「HEIF」フォーマットを更に圧縮しようとすると、逆に容量のサイズが大きくなってしまうのと、圧縮に相当な処理能力が必要になるため、Googleフォトでは「HEIF」は圧縮されずに保存されるとのこと。
よって、「Googleフォトで圧縮されずに無制限で保存できる方法が判明」
という解釈になったのではないのでしょうか。
HEIFの容量はJPEGの約半分ほど圧縮されるが画質は一部劣化してしまう
「高効率」に設定することで、従来の「JPEG」の容量の約半分の容量に節約することが出来る「HEIF」
画質にこだわらない方であれば「HEIF」の画質で問題ないですが、
風景や夜景を撮る際に細部の表現は「JPEG」より劣化してしまうので、やはり圧縮分のデメリットはあります。
結果的にどちらも圧縮されてしまうことに変わりはない
Googleフォトで画像を圧縮されずに保存するための設定が、すでに「HEIF」の影響で画像圧縮されているので、オリジナルの画像を無制限で保存するわけではありません。
また、Googleは「このバグを認識しており、修正に取り組んでいます」と発言されており、近いうちに対策がされるでしょう。
Googleフォトで画質を変えずに画像データの管理を行いたい場合は、「元のサイズ」に設定し、容量が足りなくなった場合はGoogleOneにアップデートすることで容量を増やすことが出来ます。
または、iPhoneの写真やほかのデータをまとめて管理したい場合はiCloudで容量を増やしてしまうのもアリですね。
下記記事でiCloudでバックアップできるデータをまとめています↓↓
https://www.icracked.jp/blog/kansai/10259
データの管理方法に合わせて「Googleフォト」「iCloud」を使っていきましょう!